大相撲の力士が両国国技館で献血を行い、70人から約28リットルを採血した。ロシア出身の三段目で現役最重量283キロの大露羅(おおろら)は腕の血管が脂肪にうもれて検査ができず断念した。ベッドに寝た状態になれば血管を発見できる可能性もあり、関係者に勧められたが拒んだ。
力士として過去7度の献血を経験してきた男は「献血は健康な人しか呼ばれない。中性脂肪の数値も46~48ですから」と健康ぶりをアピール。食事のご飯は1杯に制限しているようで「体が大事。もう33歳ですからね」と笑った。インスタグラムのフォロワーは2万1000人超えの人気ぶりで、献血を終えた仲間らと自撮りをして笑顔で会場を引き揚げていた。