【チューリヒ(スイス)時事】国際サッカー連盟(FIFA)は10日、スイスのチューリヒで理事会を開き、ワールドカップ(W杯)本大会の出場チーム数を2026年大会で現行の32から48に拡大することを全会一致で決めた。1次リーグは3チームずつ16組に分かれて争われる。
インファンティノ会長はW杯のチーム数を40に増やすことを公約に掲げ、昨年2月の会長選挙で当選。48チーム案は同10月の理事会で協議された。W杯拡大案については、ドイツなど欧州の一部で「大会価値の低下につながる」などと反対する声もあったが、本大会に出場経験がない大半の加盟協会は歓迎していた。