福岡県警折尾署は20日、北九州市八幡西区の産業医科大病院で点滴用輸液の袋1個に針で刺したような穴が開けられているのが見つかったと発表した。同病院では10月にも点滴袋3個に同様の穴が開けられる事件があったが、今回も同じ病棟の同じ階で見つかり、同署は器物損壊容疑で捜査を始めた。病院側は防犯カメラの設置などの再発防止策を市に提出したばかりだった。
同署によると、問題の点滴袋は20日午後0時23分ごろ、A病棟の9階で見つかった。病院によると、安全点検中に発見した。21日に使用予定だったため患者には投与されておらず、健康被害はない。