横綱・白鵬(31)=宮城野=が大相撲秋場所(9月11日初日・両国国技館)を休場する可能性が1日、浮上した。2日続けて都内の部屋の稽古に姿を見せず。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は、「左膝です。前から悪いのを無理やり夏巡業に出ていた。本人にもう少し話を聞いてみなければ分からないが、(休場のための)診断書を提出するかもしれない」と休場の可能性を示唆。同親方によるとこの日も都内の自宅で患部をアイシングしているという。
【写真】綱打ちを行った白鵬
白鵬は名古屋場所9日目の勢(伊勢ノ海)戦に敗れた際に右足親指を負傷。宮城野親方によると、この負傷をかばっているうちに、左膝に負担がかかったという。「いまの状態なら十分休んだほうがいいとも思う。2日前に会ったときに階段を上がるときも腰を曲げたままだった」(同親方)。秋場所出場の可否は病院の検査などを経て決める方向だという。