きのうの14度という最高気温から打って変わり、今日は2度。
ちまたでは夏に、40度を越したとか何とかいいますが、山形ほどかつては日本最高気温記録を持ち、冬は氷点下になり、一晩で50センチぐらい過酷な条件の土地もないのではなかろうかと。
さて、過酷なというと近年はなじみな商店街もシャッター通りになり、郊外にスーパーができても、車を持たない、運転しなくなったご年配やわれわれハンデを持つものはつらい。
そういうのは周りにあっても、現実自分に降りかかると、どうしようと思う。
実は長年親子3代にわたり実家の地区の胃袋を支えてきた青果店が2月から閉めている。
「店長が入院」、「ひと月はかかる」という噂がうわさを呼び、ついに先週、「資金繰りが悪化して倒産」だったことが分かった。
青果店とかそういう小売業は大口得意先がないと成り立たないと見たことがある。
この青果店も、保育園におやつの果物などを届けてはいたが、少子化で園児も少なく、加えてかつては私の亡き母親も含め、夕方は買い物かごを下げて買いに来た主婦たちも年老いて、出かけることもままならなくなったり、地区を離れてしまい、子供夫婦の元や施設に入所したりして少なくなったうえに、従業員を抱えていてすぐに解雇もできず、加えて冷蔵庫などの設備が老朽化してしめたらしい。
その間何とか立て直そうと、卸売業者傘下には入ったものの、容易でなくなる前にというらしい。
まだ店長も60前半。奥さまは私も世話になった看護師。これからどうするのか心配していますが、それでもその店に頼っていた住民も困っている。
うちみたいにヘルパーさんが来たとしても、今度は隣の地区まで買い物に行かなきゃならず、週三回の訪問計画を練り直さないといけないし、買い置きしても夏場はものが持たない。
まだ先日のように、おいらとちゃめが買い物に行って買ってくるにしても、こんご車もないしねぇ。