夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

受ける側の気持ちと現実が難しい介護

イメージ 1
 気温も高くなり、雨になってだいぶ雪も解けた中、持病の首痛が悪化したちゃめが今朝通院。カラー(首固定器具)を巻いて帰ってきた。
 寝違えに似た症状らしいが、ものすごく凝り固まっていて触ってすぐわかる。巻いていると、お茶を飲む時が大変らしい。
 痛いというと、おいらのキーボードをたたく指があかぎれアチャー(ノ∀^) あちゃー痛い痛い。

 さて、昨日Yahoo!の記事にこんなのが。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160126-00010002-alterna-soci「入浴介助は男性」「配慮なし」 障害女性の生きづらさ
DPI女性障害者ネットワーク(東京・千代田)は2月16日にスイス・ジュネーブで開かれる国連の女性差別撤廃委員会で日本の障害女性の現状を生の声で伝えようと、同団体のメンバーを送り出すことを考えいる。ジュネーブで、国際機関の職員に直接ロビーイングを行うことで、国際的な場から日本政府への働きかけを促すことが狙いだ。派遣にかかる費用はクラウドファンディングで寄付を募っている。DPI女性障害者ネットワークの五位渕真美さんに、日本の障害女性が抱える課題について寄稿してもらった。



私たちDPI女性障害者ネットワークでは、2月16日にスイス・ジュネーブで開かれる国連の女性差別撤廃委員会で、障害のある女性が直接ロビーイングを行うため、派遣団の準備を進めている最中です。同ネットワークの障害のある女性と支援者ら11人のメンバーを派遣する予定です。(寄稿・DPI女性障害者ネットワーク=五位渕 真美)

その一人である私は、言語障害を伴う障害をもつ者です。幼いころ肢体不自由児施設で育ちました。そこではあらゆることが決められ、職員の顔色をうかがう生活でした。女子の入浴時間であっても、女性であることは配慮されず、男性職員による入浴介助も当たり前に行われていました。

私はよく「ここは現実ではない。ずっと眠り続けていて悪夢の中にいるんだ」と夢想にふけていたものです。障害者なんだから頑張るしかない、自分さえ我慢すればそれでよいと自分自身を抑圧し続けていたと振り返ります。誰一人、私に「あなたはどんな生活をしたいのか?」と聞く人はいませんでした。障害のある女性が抱える困難は、私たち当事者自身も、周囲の方たちも、障害があり女性であることを理由に、仕方がないとあきらめ、認識されにくいものでした。

こういった障害者差別と性差別が複雑に絡み合って受ける困難を「複合差別」と呼びます。可視化が困難な複合差別をメインストリーム化するために、障害のある女性の参画は大きな課題となっています。現在、日本では障害者施策を話し合う委員会に28人中2名しか障害のある女性が入っていません。女性施策を話し合う委員会においては障害者が1人もいません。

2014年日本が批准した障害者権利条約制定過程では「わたしたち抜きに私たちのことを決めるな」を合言葉とし、障害当事者関係者が積極的に参加したことが大きな特色でした。私たちも、誰かにしてもらうのではなく、社会のあらゆる場面で直面する障害のある女性の複合差別の現状を生の声で伝えなければならないと思いました。

今回は国際的な場から日本政府への働きかけを促し、少しでも国内の状況が改善されることを目指しています。私たちの試みの一つひとつが日本の社会課題の解決につながり、そして同様な困難を抱えている人の原動力になれればと思います。

 「私が我慢すれば」というのは、施設入所者であれ、在宅介護者であれ思うことがある。「ほかの人のほうが大変だ。」「手がいっぱいで職員がいない」
 あと後になって「なんで言わなかったの」とくることもあるし、「あとでね」と言われておしまいな場合がある。

 今回のケースは声を出して言うべきではあるが、介護士不足は深刻的だ。
 うちの亡くなったばあちゃんも、男の職員からの介助・介護には抵抗が強かった。特に歩けなくなってからのトイレが一番だった。のちに「夜中も世話してもらって申し訳ないから、酒でも買ってやっておいてくれ」などとよく言っていた。

 世話をする職員からしたら、差別とかそういうのは決してない。まして抱きかかえたりする移動などは、男性職員の力が必要だったりする。

 私も入院していて、初めて男性看護師に世話してもらって小恥ずかしいことがあったが、「なれ」しかないですね。

 もっと本腰入れて、福祉業界を変えていかないと、永遠の悩みだと思う。

 そのうち「介護ロボットから介助してもらうと、感情がなくて冷たい」という悩みも出てくるかなぁ。