26日(金)に梅雨入りした東北南部に続き、27日(土)は東北北部でも梅雨入りが発表されました。昨年より3週間遅く、平年より13日遅い梅雨入りです。最も遅かったのは1967年の7月3日で、過去4番目の遅さとなります。
東北北部のウェザーニュース会員の方に、今の梅雨感をお聞きしたところ、11時時点では…
青森 42.3%
岩手 58.3%
秋田 54.2%
と、実際の梅雨感も徐々にUPしてきているようです。
▼今後の天気
東北北部は動きの遅い低気圧の影響を受けて、28日(日)にかけて雨が続き、強く降ることもあります。沿岸エリアほど風も強く、横殴りの雨に。この週末は外出にはあいにくの空となりそうです。
来週前半は、梅雨前線が南下して高気圧に覆われるため、いったん晴れます。ただ、来週中頃から低気圧や前線が近づき、再び雨が降る予想なので、日差しの有効活用をすると良さそうです。
また、7月は前線や上空の寒気の影響を受けやすく、雨の日が多くなりそうです。激しい雨が降る日もあるため、注意が必要。
平年の梅雨明けは7月28日頃ですが、今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、梅雨明けが平年より遅くなる可能性もあります。こまめに最新の情報を確認し、本格的な雨の季節への備えをしてください。