先日の「三沢光晴メモリアル」に関して、夫人真由美さんからのメッセージが。
拝啓
向暑の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
先日は三沢光晴メモリアルツアー2015に多くの皆様にお運びいただき、誠にありがとうございました。
七回忌にあたる今年、最後の試合の地となりました広島グリーンアリーナで10カウントゴングを鳴らさせていただけましたこと、多くの皆様のご協力あってのことと存じます。重ねて御礼申し上げます。
あの日、家族の元に届いた突然の知らせから今日まで、未だに悲しみは癒えずにおりますが、多くの皆様より暖かい励ましやお気遣いを賜り、私共も少しずつ前を向いて進んでおります。
そして、それはノアを支える選手、スタッフの皆さんも同様だと思います。6年前の広島大会から今日まで、深い悲しみや混乱の中、ただひたすらに前を向き頑張れているのはファンの皆様のご声援あってのことと思います。
創業前の多忙を極める中でも充実した表情を見せていた三沢の姿を思いますと、ノアの方舟がこれからも同じ志を持った選手、スタッフ、そして、応援して下さる皆様と進んで行くことを願って止みません。
今後ともプロレスリング・ノアへのご声援を何卒よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、夫、三沢光晴の墓につきましては、三沢の思いはファンの皆様のお心に共にあるという思いと、引退後はゆっくりしたいと申しておりましたことから、公表は控えさせていただいておりますことをご報告させていただきます。
誠に、誠に勝手ではございますがご理解賜りたく、重ねて申しあげます。
末筆となりましたが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
敬具
三澤 真由美
