昨日雨が降ったせいか、今日はやや肌寒く感じる。
さて、自宅に週末かえると、予約録画した、おもにプロレスやドキュメント番組を見てから寝るのだが、NHKよりも最近硬派な「NNNドキュメント15」で、中京テレビで働く報道記者の息子さんが自閉症で、この春から就職するまでのドギュメントがあって、拝見した。
息子の就活 取材します!報道記者の父と自閉症児。30分枠
子どものことは妻に任せて仕事に没頭。そんな報道記者がある日、重い知的障がいのある自閉症の息子の就労活動に奔走することになった。息子は特別養護学校の高等部3年生。父はのんきに考えていた。「卒業したらどこかの事業所に世話になり、自立に向けた職業訓練を受けるのだろう。」しかし、あてにしていた所が定員一杯だとわかって大慌て。妻任せから一転、息子の就労活動が始まった。そこで目の当たりにしたのは、障がい者が働くことの現実の厳しさ。事業所での作業は労働と見なされないため「最低賃金」が適用されず、朝から夕方まで作業しても、平均月1万4000円程度にしかならない。果たして息子は自立できるのか。自閉症の息子と向き合った8か月間。そこから見えてきたものとは?
息子の就活 取材します!報道記者の父と自閉症児。30分枠
子どものことは妻に任せて仕事に没頭。そんな報道記者がある日、重い知的障がいのある自閉症の息子の就労活動に奔走することになった。息子は特別養護学校の高等部3年生。父はのんきに考えていた。「卒業したらどこかの事業所に世話になり、自立に向けた職業訓練を受けるのだろう。」しかし、あてにしていた所が定員一杯だとわかって大慌て。妻任せから一転、息子の就労活動が始まった。そこで目の当たりにしたのは、障がい者が働くことの現実の厳しさ。事業所での作業は労働と見なされないため「最低賃金」が適用されず、朝から夕方まで作業しても、平均月1万4000円程度にしかならない。果たして息子は自立できるのか。自閉症の息子と向き合った8か月間。そこから見えてきたものとは?
見ていた感想として。
息子さんは「多動障がい」といって、慣れない環境や初対面の人と会うと落ち着かなくなる。落ち着く場所、楽しい場所は高等養護学校なのだが…。
このことももちろんネックなのだが、取材をしていくうちに、初めは親の目線で体験した作業所を見ているし、夫と妻の意見の食い違いもあったりする。
のちに、息子の目線へと変わり、障がい者雇用の現実を目の当たりにした時、息子さんが興味を持って取り組んでいく作業(弁当屋さんのようなところの食器洗い)にありつけ、定員何とかぎりぎりで入れたという内容なのだが。
一つ言うと、名古屋という土地柄上、「選択出来る作業所が多いなぁ」とおもった。
もちろん空き待ち利用者も多いのも現実だが。
もちろん空き待ち利用者も多いのも現実だが。
もう一つは、プライベート・プライバシーよりも、この記者の息子さんを通して今の就労支援の在り方を問うたのは大きい。