白鵬の言う、神の許しを考える。

　今年最後の連休も終わり、いかがですか。
　プロ野球、福岡ソフトバンクホークスのパレード、天気も良くてよかったですね。
　ことしの日本シリーズはともに西日本で、互いに地域密着チームなだけに、関東では視聴率が振るわなかったとか。
　でもそれだけ地域に根差すというのは大変ですな。

　サッカーなら、わがモンテディオは北九州がプレーオフに進めず、大分が破れたので、6位で進出。J1復帰に向け、地元FMラジオは盛り上がっていましたな。

　スポーツというと大相撲。白鵬が32回目の、大鵬と並ぶ記録を達成しました。

　ライバルがいた大鵬と比べモノにはならないかもしれませんが、頭一つ出ていることは間違いないですな。

　まぁ、「懸賞の受け取り方」、「ダメ押し」「汗をきちんと拭かない」は、やはり周りが注意してやらないと。本人も言うとおり、カッとなりやすいタイプだし。

この国の魂と、相撲の神様が許してくれたおかげ

　というのは、さすがモンゴル相撲では神にささげる舞をやっていただけはあるなぁと。

　本来相撲は五穀豊穣を祈願する神事。最近は興行としての相撲ばかり先行していますが、日本各地には子供の成長を願う「泣き相撲」や、形亡き御霊と闘う「神相撲」、御柱をかけた戦いの「隠岐の島の相撲」、唯一アマチュアとプロ(幕下以下)が相撲を取る「乙亥相撲」などあります。

　最近は宗教もへんなグッズを売るだの、檀家と住職が揉めるだの、政治介入している政党の支持母体だのやいのやいのありますが、白鵬の言葉に、本来は神は形亡きもの、仏は御霊ということを忘れているのかなぁ。

「日本」は、日いずる国ですからね。