逆に危険をあおる「報道」

　好きな大相撲も終わった。
　今場所も盛り上がった一方で、けが人が多かった場所でしたな。
　日馬富士のように、一歩間違えれば生活にも影響の出る(斜視や視力障害)けがもあるのは、一概に「稽古が足りない」だけではなく、「力士が大型化」しているせいかと。
　本場所は１５日間×６回の９０日。これに巡業があるものの、場所と場所の間が１か月しかない。大きなけがで長期離脱したら、番付が下がるから休めないしねぇ。

　「遠藤」に関しては、「協会の米ひつ」としてもてはやされ、それに促してマスコミがはやしすぎ。協会は何やら「遠藤シート」なるものまで登場させているが、相撲自体は出足がなく、器用すぎて空回りしている気がします。

　もてはやされるうちが花。ここは一にも二にも「型」を作ってほしい。

　マスコミが騒ぐというと、御嶽山噴火だ。

♪木曾のなーああ、なかのりさん。木曾の御嶽山はなんじゃらほい。夏でも寒いよいよいよい～

の、あの民謡の御嶽山が、H１９年以来、大規模では昭和５４年以来という。

　ああいった活火山というか、要観測必要な山は、山形でも秋田との県境の鳥海山、宮城との県境の蔵王がある。蔵王は最近火口の「お釜」の水の温度に変化があったりしている。

　犠牲者のご冥福と、被蓋に合われた方々のお見舞いを申し上げる。

　まー、こういうのってマスコミが騒ぐ。家族・遺族に容赦なくマイク・カメラを向けるのは茶判事、ワイドショーも、それなりの専門家を招くのはいいが、変な知識を披露したり、コメンテーターなるタレントの発言は鵜呑みにしないほうがいい。

　しっかりとニュース、報道で確認を。