林家木久扇さん、初期の咽頭がんで休養へ 「笑点」は代役立てず
落語家の林家木久扇（きくおう）さん（７６）は２１日、報道機関にあてたファクスで、初期の咽頭がんと診断されたことを明らかにした。「放射線治療による完治まで約１カ月半の予定」としており、その間、すべての仕事を休んで治療に専念するという。復帰は秋の予定としている。
木久扇さんは日本テレビ系「笑点」のレギュラー。日テレは同日、木久扇さんが７月２７日から１０月１２日の放送分（７月１９日～９月１３日収録予定）を欠席すると発表した。代役は立てず、「空席で復帰をお待ちいたします」と同局。木久扇さんが出演した７月２０日の放送分は、収録から放送までの間に今後の休養が決まっていたが、「『視聴者の皆様にご心配をおかけしたくない』というご本人の意思を尊重し、通常通り放送させていただきました」としている。
木久扇さんはファクスで「より一層おもしろくなって皆様の前に帰ってまいりますので、それまでお休みをいただきたく思っております」とコメントした。
木久扇さんは林家木久蔵の名で長く活躍し、平成１９年に木久扇に改名。「木久蔵ラーメン」でも知られている。
