NTTドコモは10日、大幅な値下げとなる携帯電話の新料金を発表した。通話時間や時間帯などの条件をつけず、いくら話しても毎月一定額しかかからない完全な定額制を初めて導入する。通信できるデータ量でも国内初の家族同士で共有できるサービスを打ち出した。6月1日から始める。
新料金プランは「カケホーダイ&パケあえる」。通話の定額料金は、スマートフォンが月2700円、従来の携帯電話は月2200円。他社を含む携帯と固定回線への国内通話がすべて話し放題となる。
スマホ1台の利用料は、データ通信料金と合わせると最安で月5900円となり、現在の一般的な利用料(8千円強)より2千円以上安くなる。2台目はデータ量を1台目と共有できるため、最安で2500円から持てるという。