本日は金曜日。
去年の今頃、北海道などを中心に大雪と荒れた天気になり、父娘が自宅まであと少しのところで動けなくなり、父が娘をかばいながら亡くなられた痛ましい悲劇から1年がたとうとしていますな。
去年の今頃、北海道などを中心に大雪と荒れた天気になり、父娘が自宅まであと少しのところで動けなくなり、父が娘をかばいながら亡くなられた痛ましい悲劇から1年がたとうとしていますな。
今年もまだ何が起きるか、良いことが起きるにきたいしたい。
さて、アホの・・・もとい。アベノミクスで国内の経済・景気拡大をうたい、株は1万5千円台、為替は1ドル100円そこそこに回復しましたが、肝心の「内需拡大、設備投資」は音頭だけで、各企業とも今年の為替相場を105円と計算して、依然として海外受注・生産にシフトしている。
これでは全体的な雇用やら価格低下やらは見込めませんな。
国内で部品などを生産すると、単価が安い上に人件費が高い。単価が上がれば製品の価格も上がるからでしょうが、円安に進めば同じだし、工場を置く新興国の人件費も上がれば同じではなかろうか。
国内で部品などを生産すると、単価が安い上に人件費が高い。単価が上がれば製品の価格も上がるからでしょうが、円安に進めば同じだし、工場を置く新興国の人件費も上がれば同じではなかろうか。
いい例に「車椅子」がある。
かつては国内で生産し、自社工場を構えていて発注すると、仮組をして再度寸法直しをしたり、修理も容易でしたが、最近は海外発注が多くなり、車椅子自体の単価も下がったため、工場閉鎖どころか車椅子を扱わない業者さんも出てきました。(改造や修理は国内にもありますし、国産の工場も当然まだある)
車椅子を発注、修理のたびに1台を車に積んで運ぶだけで経費がかかるため。
では海外と言うと、じつはベトナムとかが多い。これは、「ベトナム戦争」などで、地雷で足を失った人などに車椅子を援助しているうちに、自国で作ったり修理できないかとなり、そうこうしているうちに生産が軌道に乗って輸出するまでになったため。
海外発注ではないが、歯科医院でも昔はたいていうちの親父のような「歯科技工士」がいて、歯型取りした後に製作にかかり、出来上がるとその場で微調整できたのですが、歯科医院自体の合理化を考えると、技工士は不要になり、よって技工士自身が会社を興し、何件かの歯科医院と契約して(親父が言うには5件あればトントンらしい)義歯(いれば、さし歯)を発注してもらう体系がいまの歯科医院の現状。
こうすると、患者から見るとちょっとの調整でも1週間待たされたりする。
こうすると、患者から見るとちょっとの調整でも1週間待たされたりする。
やはり人は一人では生きていけませんなぁ。