夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

四月になると思い出す、あの巨体

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兄弟プログ「別館よるだるまてい」更新。「こんなパフォーマンスする力士いるか」投稿お待ちしています。

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 きのうのつぶやきで書いた「もうそう汁」は、文字通りあんなことやこんなことを妄想してすする汁ではなく、「もうそうだけ」たけのこの酒かすが入った味噌汁です。

 まれにこれを食べるとおいらはおなかを壊し、2004年には、五月連休突入一発目で病院に行ったほど。

 まぁ、施設にいるといろんな方がいますが、利用者と言うと今入院している「まさおさん(仮名)」が思い出されます。

 おいらは平成7年4月2日に入所しました。1日は年度初めでアレだからと言うことで2日にしたのですが、なにぶん回り全て大人と言うのは、内科や整形外科に入院したとき以来。入院なら長くても1,2ヶ月ですが、理由がなければ退所と言うのもアレですし、見学した当時から、「暗い」「なんか怖い」「じじくさい」というイメージが。今でももっている( ´Д`;)

 部屋は当時4人部屋。一人は同室者の「いびきと寝言」がうるさく、居室かえまで通いになっていました。

 なれない生活を支えてくれたのがその、「いびきと寝言」のまさおさんでした。
 とうじは80キロ台。現在99キロ(;´Д`A ```。やせていた頃は鳳啓助(知らない人は画像検索してみよう)や、当時はやっていたトヨタの「イプサム」のキャラクターそっくりでした。

 とにかく色んな物を拾ってきては集めたり(裏ビデオもあったなぁ。どっから拾ってきたのか)、なかにはタイヤのアルミホイールも、「使える」とかいって。
 その成果、寝ている掛け布団の上にねずみがいて、布団をかじっていたことも。
 コーヒーがなくなるとお湯を飲み、生のホルモン焼きを食べながら、こっけいな話や自分が社長だったというゼネコン下請け会社の話。(よくよく聞けば共同経営だったらしい)一緒に風呂にも入りました。

 いままさおさんは、長年のげき太りから生活習慣病を患い、インシュリンをうって食事制限はしていましたが、「おやつ」のお恵みでやせず、巨体から転んだ弾みで麻痺していない動ける左足が動かなくなり、入院中。

 やせても88キロぐらいある巨体を介助が大変。聞けば施設に帰りたいと、面会に来る職員に泣いているとか。
 お風呂のたびに途中までしか歌えない、「兄弟仁義」や、「恋の片道切符」を聞ける日が来ることを願いますな。
 旅行でお酒が入れば、もう一風呂浴びたように汗だくになって酒をすすめるまさおさんでした。