「別館夜だるま亭」更新。65回大会は『こんな皇室あるか』です。
http://blogs.yahoo.co.jp/yorudaruma昨日も書きましたが、毎年恒例の救急蘇生法が昨日行われました。
書き込みにもありましたが、今回は三沢さんの一件を思い出し、まともに見れませんでした。
しかし、家の母も道端で倒れ、即死寸前で蘇生法で助け出され、意識は戻りませんでしたが、半月ほど時間を頂いてお別れをすることができたのも(既にいつこうなってもおかしくない状態でしたが。)、このお陰と感謝しています。
さて、その三沢さんがなくなって1年になろうとしています。早いものですね。プロレスという、現役の、しかも試合中に亡くなるというショッキングな出来事。「だから危ないといっていた」と国会で槍玉に上がりながら、必死に説明していた馳浩議員の姿。その馳議員を中心として、全日本・新日本・ノアが、「ライセンス発行」「健康診断の義務化」などを柱に、対策をすると約束してこれも1年になろうとしています。
お客さんの求めるものが最高に達し、出し惜しみしない姿勢などから、ですマッチを含めてやりつくした感があり、いまや昔のようなサプライズ的なハプニングより、水戸黄門の印籠のような「お約束」(矢野のはさみや、後藤の客にこびるポーズ、永田の白目など)でないと受けなくなった現状など、悲惨な状態にありますな。
プロレスは、ある意味大衆芝居であり、サーカスであり、エンターテイメントであるが上、体を張ってファンに見せています。大相撲もそうです。基礎の出来ていないものが番付や人気だけでメインを張り、結果大怪我でその素質を無駄にしたり、その選手が出ないと興行収入に響くというだけで、無理をして出ている選手も未だに居ます。
ファンも、レスラーも、会社も。一度立ち止まって、もう一度対岸の火事と捉えずに、三沢が体を張って教えた『何か』を、考えてほしいですな。