昨今の不況で下請け業者もいっぱいいっぱいでなかなか仕事が回ってこない中、チャレンジドの皆さんが、農家の人手不足に一役買っているというお話。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091019-00000015-khk-l06
不況の影響で仕事が減る中、農園でアルバイトをする障害者が山形県内で増えている。農家にとっても、収穫などの繁忙期の人手不足を解消できる利点がある。障害者福祉施設と農家が短期の雇用契約を結ぶ形が多いといい、行政が支援する動きも加速。農村の新たなコミュニティー形成の在り方として、東北の他県で追随する動きも出てきた。
不況の影響で仕事が減る中、農園でアルバイトをする障害者が山形県内で増えている。農家にとっても、収穫などの繁忙期の人手不足を解消できる利点がある。障害者福祉施設と農家が短期の雇用契約を結ぶ形が多いといい、行政が支援する動きも加速。農村の新たなコミュニティー形成の在り方として、東北の他県で追随する動きも出てきた。
山形県大江町の福祉施設「ら・ふらんす大江」の知的障害者6人は7月上旬、河北町の農園「天心園」でベニバナ摘みをした。主任支援員の安食智枝子さんは「利用者は現金支給がうれしいし、外で働けば気分転換にもなる」と歓迎する。
天心園の後藤慶治代表も「熱心に働いてくれた。収穫時期は多くの人手が欲しいので、大変ありがたい」と話し、来年以降の契約についても「ずっと続けていきたい」と前向きに考えている。
こうした障害者のベニバナの摘み取り作業は、山形県内で昨年始まった。賃金は生花1キロ当たり1000円の完全歩合制で、健常者より少し低い。昨年は5施設から延べ50人が参加し、約30キロを収穫。今年は10施設の200人以上が参加、収穫量も約130キロに増えた。
ベニバナ摘みの実績を受け山形県は9月下旬、農家と障害者の「マッチング事業」を始めた。各地域で求人中の農家を掘り起こし、障害者就業・生活支援センターが障害者施設に紹介。直接交渉による契約につなげる。
村山障害者就業・生活支援センターの担当者は「昨秋から不況の影響で仕事が激減し、どこの施設も困っていた。障害への理解など課題もあるが、少しずつすそ野を広げたい」と話す。
きっかけは、県障害福祉課と障害者支援組織との話し合いの中で「農作業での就労を開拓したい」という意見が出たこと。調査結果を見て今後、県は両者の仲介などの支援策を検討する。秋田県の担当者は「県内の農家は高齢化し、後継者不足も深刻だ。互いに支援できる関係が構築できれば、農村も元気になるのでは」と期待を込める。
河北新報より
河北新報より
わが施設でも中での作業ですが、漬物の仕上げ加工や、食用菊の加工を行うようになりました。
テレビでもやっていたのを見ましたが、ワイン造り用のぷどう栽培農家などへの仕事など、新しい雇用としても注目されそうですし、何より地域の人々とのつながりにもなります。
これ、チャレンジドだけではなく、一般の失業者対策にもなるのではと考えます。就職に農業。いかがですか。
テレビでもやっていたのを見ましたが、ワイン造り用のぷどう栽培農家などへの仕事など、新しい雇用としても注目されそうですし、何より地域の人々とのつながりにもなります。
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