長いものに巻かれるのがマスコミ
いろいろ多方面でお騒がせする大阪府・橋下知事が又やらかした。前回の学力テストで文科省に噛み付き、今度は朝日新聞である。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000004-sph-soci
スポーツ報知より
大阪府の橋下徹知事(39)が20日、朝日新聞へのさらなる怒りを募らせた。光市母子殺害事件弁護団への懲戒請求呼びかけを巡り敗訴した際、社説で弁護士資格返上を求めた同紙を「まったく愚かな言論機関。すぐさま廃業した方がいいんじゃないですか」などと批判。19日にも同じ件で「人の悪口ばかり言ってる朝日新聞のような人が増えれば、日本はダメになる」と発言していた。
機関投資家に府債を売り込むために都内で行った説明会を終え、橋下知事は財政や情報公開についてにこやかに話していた。しかし「朝日新聞の事ですが…」と聞かれると、一転。「論説委員か、何様か知らないけど、狭い部屋でワーワーしゃべりながら『この表題でも付けておこうかな』っていうぐらいな意気込みでやってるなら、まったく愚かな言論機関だと。すぐさま廃業した方がいいんじゃないですか」などとまくし立てた。
発端は、朝日新聞が3日付の朝刊で掲載した「弁護士資格を返上しては」と題した社説。橋下知事は19日、兵庫県伊丹市の陸上自衛隊の記念式典の中で「人の悪口ばかり言ってる朝日新聞のような人が増えれば、日本はダメになる」と発言し、「からかい半分の批判だ」と、社説に反論した。
朝日新聞大阪本社広報部では同日「(知事の)責任を厳しく指摘したもの。記念行事での当社に関する発言については理解いたしかねる」などと説明。橋下知事は20日「理解いたしかねるって、偉っそうに」と憤然。「素直に『ちょっと言い過ぎた』くらい言えばいいのに」と語った。
さらに橋下知事は、光市母子殺害事件弁護団への懲戒請求を求めた自身の発言を「至らぬ発言」とした上で「人間誤ることもある。朝日は今まで事実誤認したことないのか。そんな完ぺきな人間ばっかりなんですかね、朝日は」と問いかけた。
「朝日が弁護士資格返上しろって言うなら、これから事実誤認とかやりゃすぐ廃業しろと。全員首切れと。もっと言うなら戦争責任だってある。いますぐ廃業しろって」と、時空をも超えて猛批判を展開した。
約9分間、朝日批判を繰り広げた橋下知事。「朝日新聞は権力に悪口を言っていればいい、と思っていることがよく分かった」。また「朝日みたいな新聞社は早くなくなってもらった方が世の中のため」とも断言し、定刻を2分過ぎてもしゃべり続けようとしたところを関係者に止められて会見は終了。怒りの収まらない府知事のバトルは、まだ続きそうだ。
前回の道路拡張問題しかり、賛成する意見もある一方で、正義感が強すぎるのか、この男は暴走したら止まりまへんな。(ノд`@)アイター 批判する、持論を展開するのは結構ですが、知事という県民府民を代表するものとして、発言は日々注意して欲しいもの。語気を強めるだけにとどめればよいのではなかろうか。
有名人やスポーツ選手、政治家はマスコミを味方につけることで、世論をみかたにつけると思います。勿論やり方もありますが。
今最も話題の大相撲も、朝青龍のように気分によって怒鳴り散らして追い返したりすれば、バッシングにつながる。かつて千代の富士の九重さんが、「しゃべりたくないときもあるけれどね、きちんと応えてやるのも務め。ちゃんとコメントを言えば、後はバーっと散ってくれるから」とおっしゃっていました。
新聞しかりテレビ報道しかり、かのNHKも決して公平な報道とはいえないのも事実。が、問題は「たかが社説ごときで、いちいち相手にするとは気の小さい。」と思うのか、「社説という、新聞社にとって顔とも言うべき論評を使ってこのようなことを書くのは許せない」と捕らえるかでしょうか。
それよりも、大阪府の中身(特に生活面)についてが何も語られていない気もします。有名な商店街の閉鎖や、くいだおれの廃業。府民の暮らし、とくにチャレンジドやお年寄り、子ども達の生活は大丈夫なんでしょうかねぇ。
橋下・・・もとい、足元をすくわれぬように。
橋下・・・もとい、足元をすくわれぬように。
追筆 そういえば、阪神という球団は、監督選びの手順や候補が、なんであーもれ漏れなのでしょうか。球団とマスコミの距離もありますよね。