『水泳では飯が食えない』と、角界に身を投じた大関貴ノ花の名言
当時中学校で名高い成績を残し、有望視された花田少年が発した言葉。角界にいる兄を追って夜行列車で青森より上京し、しごき・いじめに絶えながら大関に昇った貴ノ花。のちの二子山親方である。 当時「土俵には金も女も埋まっている」という言葉通り(本当に土俵に埋まっていると思い、掘り返した奴がいたらしいアチャー(ノ∀^))、今で言うプロ野球やサッカー、メジャーやF1ぐらいの年収はあった大相撲。しかし、時は流れ。プロ野球でも1億円プレーヤーはざらにいれど、大相撲は以下の収入である。(手当て、賞与も掲載。ウイキペティア)
横綱:282万円
大関:234万7000円
三役:169万3000円
平幕:130万9000円
十枚目(十両):103万6000円
[編集] 賞与
賞与は、9月と12月にそれぞれ月額給与の1カ月分が支給される。したがって、年額賞与は月額給与の2カ月分である。賞与の支給月が世間一般の6月と12月と違っているのは、以前に支給されていた巡業手当が賞与に変わったためである。
大関:234万7000円
三役:169万3000円
平幕:130万9000円
十枚目(十両):103万6000円
[編集] 賞与
賞与は、9月と12月にそれぞれ月額給与の1カ月分が支給される。したがって、年額賞与は月額給与の2カ月分である。賞与の支給月が世間一般の6月と12月と違っているのは、以前に支給されていた巡業手当が賞与に変わったためである。
[編集] 本場所特別手当
本場所特別手当は、三役以上の力士に対して本場所ごとに年6回支給される。11日間以上勤務した場合は全額、6日~10日間勤務した場合は3分の2、5日間以下の勤務の場合は3分の1が支給され、全休(不戦敗も含む)の場合は支給されない。
本場所特別手当は、三役以上の力士に対して本場所ごとに年6回支給される。11日間以上勤務した場合は全額、6日~10日間勤務した場合は3分の2、5日間以下の勤務の場合は3分の1が支給され、全休(不戦敗も含む)の場合は支給されない。
[編集] 出張手当
出張手当は、3月場所、7月場所、11月場所の年3回、各場所ごとに次の通りの1日分支給金額を35日分支給される。
出張手当は、3月場所、7月場所、11月場所の年3回、各場所ごとに次の通りの1日分支給金額を35日分支給される。
横綱:宿泊費8,000円、日当3,000円
大関:宿泊費7,500円、日当2,000円
三役:宿泊費6,500円、日当1,600円
平幕:宿泊費5,700円、日当1,400円
十枚目(十両):宿泊費5,300円、日当1,200円
大関:宿泊費7,500円、日当2,000円
三役:宿泊費6,500円、日当1,600円
平幕:宿泊費5,700円、日当1,400円
十枚目(十両):宿泊費5,300円、日当1,200円
[編集] 力士褒賞金
力士褒賞金の支給標準額は、本場所の成績により加算されるもので「給金」とも呼ばれる。十両以上の力士に対して、力士褒賞金の支給標準額を4,000倍した金額が本場所ごとに年6回支給される。幕下以下の力士にも力士褒賞金の支給標準額の加算は行われるが、支給はされない。
力士褒賞金の支給標準額は、本場所の成績により加算されるもので「給金」とも呼ばれる。十両以上の力士に対して、力士褒賞金の支給標準額を4,000倍した金額が本場所ごとに年6回支給される。幕下以下の力士にも力士褒賞金の支給標準額の加算は行われるが、支給はされない。
横綱:150円
大関:100円
幕内:60円
十枚目(十両):40円
幕下以下:3円
昇進時に上記金額に満たない場合は最低基準額まで加算される。ただし、降格した場合は昇進当時の増加額に相当する金額が減額される。
大関:100円
幕内:60円
十枚目(十両):40円
幕下以下:3円
昇進時に上記金額に満たない場合は最低基準額まで加算される。ただし、降格した場合は昇進当時の増加額に相当する金額が減額される。
上記の場合を除いて、負け越しあるいは休場しても力士褒賞金の支給標準額は減額されることはない。
勝ち越した場合に「給金直し」と呼ばれるのはこの力士褒賞金の支給標準額が加算されるためである。
朝青龍の場合(2008年5月場所終了時) 勝ち越し点数 379×0.5 = 189.5円
金星 1×10 = 10円
幕内最高優勝 22×30 = 630円
全勝優勝 5×50 = 250円
最低額加算 幕下以下 3円
十両昇進 15円
幕内昇進 15円
大関昇進 9円 50銭
合計 1152円 00銭
琴欧洲の場合(2008年5月場所終了時) 勝ち越し点数 133×0.5 = 66円 50銭
幕内最高優勝 1×30 = 30円
最低額加算 幕下以下 3円
十両昇進 17円
幕内昇進 12円
大関昇進 17円 50銭
合計 146円 00銭
となる。
金星 1×10 = 10円
幕内最高優勝 22×30 = 630円
全勝優勝 5×50 = 250円
最低額加算 幕下以下 3円
十両昇進 15円
幕内昇進 15円
大関昇進 9円 50銭
合計 1152円 00銭
琴欧洲の場合(2008年5月場所終了時) 勝ち越し点数 133×0.5 = 66円 50銭
幕内最高優勝 1×30 = 30円
最低額加算 幕下以下 3円
十両昇進 17円
幕内昇進 12円
大関昇進 17円 50銭
合計 146円 00銭
となる。
また本場所の成績により、次の通りの奨励金が支給される。 (2006年1月現在、単位:円)
このほか、本場所における電車賃が乗車券で支給される。※後援会が大きければ、千秋楽の打ち上げで貰う「心づけ」も多額になる。
力士養成員でも、寝食は各々相撲部屋で出来る(費用は協会から部屋持ち親方に対して、力士養成員1人につき月額70,000円、年額840,000円が支給されている。)し、共同の食事である「ちゃんこ」もあるので、幕下以下の生活が続いても食いはぐれることはない。ただし慣習としての部屋への「持ち出し」もあるので必ずしも全額が可処分所得になるわけではない。特に親方、部屋の看板である十両以上の力士はかなりの額を「持ち出し」せねばならないが、逆に部屋に十両以上力士がいるかいないかで部屋の生活水準、ひいては本場所成績が大きく異なってくる。
懸賞金1本6万円(諸経費で5千円、力士名義預金や税金で25,000引いた
3万円が手取り)
3万円が手取り)
力士の退職金
十両以上の力士には、現役引退時に退職金に相当する養老金および勤続加算金(いわゆる一般功労金)が支給される。資格者は幕内連続20場所以上または幕内通算25場所以上の者で、それに満たない者は非資格者となる。
十両以上の力士には、現役引退時に退職金に相当する養老金および勤続加算金(いわゆる一般功労金)が支給される。資格者は幕内連続20場所以上または幕内通算25場所以上の者で、それに満たない者は非資格者となる。
養老金
(2006年1月現在、単位:円)
(2006年1月現在、単位:円)
資格者 15,000,000 10,000,000 7,630,000 7,630,000 4,750,000
非資格者 -- -- 7,630,000 4,750,000+(勤続場所数-1)×120,000 1,150,000+(勤続場所数-1)×150,000
非資格者 -- -- 7,630,000 4,750,000+(勤続場所数-1)×120,000 1,150,000+(勤続場所数-1)×150,000
勤続加算金
番付の各地位における勤続場所数を乗じて、それぞれを加算した金額が勤続加算金の合計となる。下表の( )内の数字は、非資格者。
番付の各地位における勤続場所数を乗じて、それぞれを加算した金額が勤続加算金の合計となる。下表の( )内の数字は、非資格者。
(2006年1月現在、単位:円)
横綱 500,000 400,000 250,000 200,000 150,000
大関 -- 400,000 250,000 200,000 150,000
三役 -- -- 250,000 200,000 (150,000) 150,000
平幕 -- -- -- 200,000 (150,000) 150,000
十両 -- -- -- -- 150,000
大関 -- 400,000 250,000 200,000 150,000
三役 -- -- 250,000 200,000 (150,000) 150,000
平幕 -- -- -- 200,000 (150,000) 150,000
十両 -- -- -- -- 150,000
かつては、支給額は公開されていたが、2005年4月1日から個人情報保護法が施行されたことにより、同年5月場所から支給額は非公開となった。この措置に対しては公益法人たる財団法人日本相撲協会の方針として不適切であるとの意見もある。
一般からすれば貰っているものの、プロスポーツとしてはどうでしょうか。ちなみに優勝は幕内は1000万円。
前置きがかなり長くなったが、昨今の原油高騰等が力士達に響き、さらに6年間給与が据え置かれているため、力士会会長の横綱朝青龍が昇給を提案。それに他の力士が賛同したという。
理事会の承認を得ることが最大の条件だが、力士達はでは何に経費がかかるかというと、
●髷結の元紐。1本5円
●テーピングテープ(協会より購入)
●タクシーによる移動(特に地方場所では会場と部屋の往復)
●家庭もちならその家計
付け人への小遣いや付き合い・横綱なら露払い、太刀持ち力士への気持ちなど
前置きがかなり長くなったが、昨今の原油高騰等が力士達に響き、さらに6年間給与が据え置かれているため、力士会会長の横綱朝青龍が昇給を提案。それに他の力士が賛同したという。
理事会の承認を得ることが最大の条件だが、力士達はでは何に経費がかかるかというと、
●髷結の元紐。1本5円
●テーピングテープ(協会より購入)
●タクシーによる移動(特に地方場所では会場と部屋の往復)
●家庭もちならその家計
付け人への小遣いや付き合い・横綱なら露払い、太刀持ち力士への気持ちなど