夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

きちんと教えたのか

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再び起きてしまった悲劇。業者は危険を教えたのか

 現在台風はほぼ真上にいますが、普通の雨といった感じ。しかし山沿いでは収穫前の『梨』が落ちる、親父が屋根から落ちる被害が相次いでいます。

 さて6日、大阪高槻の「開かずの踏み切り」で、お年寄りの乗った電動カー(新聞では電動車椅子と書いてあったが、たぶんこちらでは。)が、踏切を渡りきらず遮断機が下り、列車にはねられ即死したという痛ましい事故がありました。
 この利用者は、足腰が弱くなり、ようやく電動カーを借り、自宅のあるアパート駐車場で練習した後にようやく自由に行動できた矢先でした。
 「障害物感知装置が作動しなかった。」「溝にはまって動かなくなった。」「周りが助けようにもどうにもならなかった。」等の理由がありますが、業者や福祉事務所が、「ハイ、許可がでましたので貸しました。つかいかたはこうこうコレコレです。わかりましたか?」で終わりにするのも問題と思う。お年寄りが、一度の指導でわかるかなあということ、街中を見ていると、ゆうゆう真ん中を走る人もいて、交通ルールもと思うときがありますね。

 線路というのは、『T』の変形な形になっていて、『=』になっています。この{=}の間にコンパネなどで平らにしていますが、線路と舗装面には、列車の車輪を通過する「溝」があり、電動カーや車椅子が、人を踏切内でよけて曲がったまま横断したりすると「ズポッ!」とはまります。一度はまると、電動カーや電動車椅子は特に重いため、また車椅子の前輪キャスターはガッチリはまってしまうため、一人では無理です。

 対策として、独走でも介助して押す場合でも、まっすぐに走行すると言うしかありません。また無理にわたらないことも大事。お年寄りは判断力も落ちているので、周りは特に注意してあげましょう。
 踏み切りだけではなく、側溝などのステンレス製の網目や格子状のふた、エレベーター入口ドアのレールと中のゴンドラ(箱)の間などもはまりやすいです。気をつけよう。どんぐりころころころころ。