今朝がたまで雨で、その後薄日が差したり雨だったりな日ですな。
今日は幕下優勝した日翔志(ひとし)他新十両力士の発表。それに合わせ、19人の引退力士の発表もあった。ちなみにこの時期に発表するのは、化粧まわしなどの準備をしてもらうため。
元前頭で幕内V経験ある徳勝龍ら19人の引退発表 徳勝龍は年寄千田川を襲名(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
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19人は多いね。「日本の人口減」よりも早く「大相撲人口減少」が来ている。
そんな中、9月場所は大関貴景勝が11勝4敗で決定戦の末、成長著しい熱海富士にはたき込みで勝って優勝した。
が!、
「11勝4敗の優勝の是非」と、「はたきこみ」について意見が割れた。
「11勝4敗の優勝」については審判部が「来場所綱取りとはすんなりいかない。千秋楽まで見たい。レベルが低い」というな否や、横綱審議委員会は「優勝にこだわるべきだ」とした。過去に大関で11勝4敗の優勝をした武蔵丸は昇進が見送られたケースがある。
私は「大相撲は世代交代の過程で番付以上に実力が拮抗したたまもの。11勝4敗の優勝はその表れ」とみている。
かつて北の富士さんが横綱で11勝しか挙げられず「イレブン横綱」と揶揄されたが、このような現象が続くと、11勝4敗の優勝は今後もしばしば出そうな気がする。
「はたきこみ」についてはよく「食った方が悪い」、「貴景勝は先場所全休なうえにしばしば出すことを頭に入れるべし」という一方、「大関という看板力士が、興行なら見せる相撲を」、「堂々と戦って勝ってほしかった。」など厳しい意見も。
出した本人が一番歯がゆい気がする。しらける相撲ではあったが、上位陣総崩れの中、よく先輩大関として責任を果たしたという点ではほめてほしいなぁ。
にしても、3関脇、しばらく大関足固めだな。熱海富士はこれからの巡業でもまれて、強くなってほしい。