初採用スケートボード 堀米雄斗が金メダル!3回目から高得点そろえ日本が男子ストリート初代王者に【東京五輪】
ストリート決勝、金メダルの堀米(AP)
◇25日 東京五輪 スケートボード 男子ストリート 決勝(有明アーバンスポーツパーク)
世界ランキング2位の堀米雄斗(22)=XFLAG=が予選6位から躍進、40点満点中37・18点で、金メダルを獲得し、地元・東京で五輪初代王者に輝いた。
堀米は、各45秒間を2回滑る「ラン」で2・22点差の4位に。逆転を目指し、1カ所を選び大技を5回繰り出す「ベストトリック」では、得意とする板の前を弾いて宙に舞う「ノーリー」を中心に難易度の高い技を狙った。
3回目に9.35をマークし一気に暫定2位に。4回目に9・50、5回目に9・30と高得点をそろえ、頂点を奪った。
堀米は2018年に、世界最高峰のストリートリーグで日本人初の優勝を果たした第一人者。世界ランキング2位で、今年6月の世界選手権では同1位のナイジャ・ヒューストン(米国)を破って初優勝しており、金メダルの有力候補として五輪に臨んだ。
スケートボードは、今大会で追加種目となった新競技。ストリートはその名の通り、手すりや階段など街中を模したコースを舞台としており、ジャンプや回転などの「トリック」をする。各45秒間を2回滑る「ラン」と、1カ所を選び大技を5回繰り出す「ベストトリック」の2方式で40点満点で競う。