大相撲の横綱鶴竜関(35)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、陸奥部屋=が日本国籍を取得した。10日付の官報に告示された。外国出身力士が引退後、親方として日本相撲協会に残るために必要だった。昨年9月には同じモンゴル出身の横綱白鵬関も日本国籍を取得した。
【写真】朝稽古で腕立て伏せをする鶴竜
外国出身親方では、米ハワイ州の武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のほか、ブルガリア出身の鳴戸親方(元大関琴欧洲)、モンゴルの友綱親方(元関脇旭天鵬)と高砂親方(元関脇朝赤龍)に加え、中国出身の荒汐親方(元幕内蒼国来)が部屋の師匠を務めている。