日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲7月場所(19日初日、国技館)に観客を入れて開催することを正式に決定した。
大相撲の本場所の開催は3月の春場所以来4か月ぶり。観客動員は1月の初場所以来6か月ぶりとなる。当初は新型コロナウイルスの影響を考慮して春場所と同様に無観客での開催を目指していたが、プロ野球やJリーグは7月10日から観客を入れる試合を解禁。日本相撲協会は他競技の動向や感染症の専門家の意見などを踏まえ、十分な感染対策を施した上で観客を入れることを決めた。
国技館の観客の定員は約1万1000人。7月場所は観客の人数を一日約2500人に制限して開催する。