鶴岡市内の海水浴場6カ所の今季開設に関する打ち合わせ会が3日、同市の湯野浜コミュニティセンターで開かれた。湯野浜など3カ所は開設に前向きながら、新型コロナウイルス感染拡大の懸念から慎重な海水浴場もあった。
開設可否に関する情報共有を目的に各運営団体が出席し、非公開で行った。関係者によると、開設に前向きなのは湯野浜、由良、小波渡で、三瀬とマリンパークねずがせきは慎重な姿勢、加茂レインボービーチは検討中とした。「自己判断での遊泳も予想され、安全確保の面からも開設して一定の監視態勢を取った方がいい」「コロナ感染の不安から、地元の理解を得るのが難しい」などの声があったという。
市は、開設する場合は県が示している感染防止の要件を満たすこと、開設しない場合も事故防止対策が求められるとしている。