施設内で感染が拡大している大蔵村の特別養護老人ホーム「翠明荘」について、県は18日、関連事業所を含めた施設関係者のPCR検査が「ひとまず終了した」との認識を示した。対象となった179人のうち、結果待ちだった5人は全て陰性が確認された。
翠明荘では、4日までに女性職員2人の感染が分かり、その後、関連事業所「ホームヘルプサービスすいめい」の女性職員3人に拡大したことが判明。県は対象を広げ、入所者、訪問介護の利用者、職員合わせて179人の検査を進めた。その結果、16日に入所者2人、17日に女性職員1人の感染が新たに分かった。
阿部英明県薬務・感染症対策室長は18日の記者会見で「(陰性の人を含め)何らかの症状があれば、随時対応する」と語った。
ヤマト運輸南陽支店、きょう19日から集荷配達再開
ヤマト運輸は18日、配達業務などを担当する社員の感染確認を受け、業務を休止していた南陽支店(高畠町深沼)について、19日から事業所などからの集荷と配達業務を再開すると明らかにした。窓口での荷物の受け付けは、再開の見通しが立っていないという。