日本野球機構（ＮＰＢ）とＪリーグは２日、都内で合同記者会見を行い、「新型コロナウイルス対策連絡会議」を３日に設立し、第１回会議を開くことを発表した。両関係者の話ではＮＰＢとＪリーグが合同会見を開くのは初めて。ＮＰＢは斉藤惇コミッショナー、Ｊリーグは村井満チェアマンが出席した。
同会議は新型コロナウイルスの感染拡大から観客や選手、監督、チームスタッフ、さらに社会全体を守るために設立。感染状況を的確に収集、分析した上で試合開催やスタジアムの運営のあり方、選手らの感染防止に関する情報や対策などを両者の間で共有することが目的。さらに他の競技団体に対しても情報を公開し、スポーツ界全体の対応力の強化を目指していく。
連絡会議はＮＰＢからコミッショナーと１２球団代表者、Ｊリーグからはチェアマン、理事と特任理事９人、日本サッカー協会からが参加して構成。さらに感染症の権威３人を専門家チームとして置き、情報収集や分析などを行う。
