全国高校ラグビー、山形中央は1回戦敗退 報徳学園に5-162
[12/29 11:10]
全国高校ラグビー大会第2日は28日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で1回戦11試合が行われ、山形中央は前回8強の報徳学園(兵庫)に24トライを奪われるなどし、5―162で敗れた。報徳は1試合の最多得点記録を更新した。従来の記録は、第96回大会で東福岡が浜松工(静岡)を相手に挙げた139点。
【焦点】大敗も一矢報いる1トライ
○…山形中央は報徳学園に大敗。前半と後半で12トライずつを許し、大会の最多記録を更新する162点を奪われた。前回まで2大会連続8強の強豪に圧倒され、フッカーの工藤翔主将は「全国のレベルを痛感した。一人一人の差がはっきりと見えた」と悔しがった。
選手はわずか19人で実戦形式の練習は難しい。ただ、後半11分には敵陣奥深くのラインアウトから攻めて、最後はロックで1年の吉田伊吹がトライを奪った。佐藤大志監督は「1トライ取れたことは財産」と話した。
吉田は「チームを引っ張っていける選手になって悔いのない試合をしたい」と来年度以降の雪辱を誓った。