◇フィギュアスケートGPファイナル第3日(2019年12月7日 イタリア・トリノ)
フィギュアスケートのGPファイナルは7日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(25=ANA)は4回転4種5本を着氷させたが、194・00点で合計291・43点。ネーサン・チェン(20=米国)に及ばず2位となった。SP首位のチェンはフリーでも圧巻の演技を見せて自身の世界最高を更新する224・92点を記録、合計でも世界最高の335・30点をマークして大会3連覇を果たした。
羽生は5日のSPで97・43点にとどまり、チェンに12・95点の大差をつけられ2位発進。10.66点差をひっくり返した17年世界選手権を超える大逆転劇を狙い、4回転ルッツなど4回転4種5本を着氷させたが届かなかった。
チェンはSPで自己ベストとなる110・38点をマーク。フリーでも圧巻のパフォーマンスを見せ、大会3連覇を成し遂げた。