世界的俳優 アラン・ドロンさん 脳卒中で入院
2019年8月9日 9時20分
世界的俳優 アラン・ドロンさん 脳卒中で入院
映画「太陽がいっぱい」などに主演し、世界的な二枚目俳優として日本でも大勢のファンを獲得したアラン・ドロンさん(83)が脳卒中のため入院し、治療を受けていることが明らかになりました。
フランスの複数のメディアが、家族の話として伝えたところによりますと、ドロンさんは、脳卒中のため数週間前にパリの病院で手術を受け、現在はスイスの病院で治療を続けているということです。
詳しい状況は明らかにされていませんが、家族の話では容体は安定しているということです。
ドロンさんは、1960年に公開されたルネ・クレマン監督の映画「太陽がいっぱい」で主人公役を演じ、世界的なスターとなりました。
端正な顔だちなどから、二枚目俳優として日本でも多くのファンを獲得しました。
ドロンさんは2年前、高齢を理由に引退する意向を表明し、ことし5月には、世界三大映画祭の一つフランスのカンヌ映画祭で、長年の功績をたたえる名誉賞が授与され、授賞式にはドロンさん本人が出席し表彰されました。