昨年3月に自律神経の病気でソフトバンクを退団し、事実上の引退状態となっている川崎宗則氏(38)が、台湾プロ野球リーグ・CPBLの味全ドラゴンズの臨時コーチに就任することが9日、同球団の公式フェイスブックで発表された。14日に台湾で記者会見が行われる予定。
同氏は鹿児島工高から99年ドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。04年に盗塁王、最多安打のタイトルを獲得した。12年から米大リーグのマリナーズなどでプレー。17年にソフトバンクに復帰し、42試合に出場したが、両足のアキレスけんを痛めるなど故障が相次ぎ、その後は一時入院するなど体調も崩していた。
味全は99年12月に一度CPBLを脱退していたが、今年6月に復帰していた。