「大相撲夏場所・13日目」(24日、両国国技館)
関脇栃ノ心(春日野)が2敗の前頭八枚目の朝乃山(高砂)に敗れ、4敗目。3連敗となり、大関復帰となる10勝目はまたもお預けとなり、優勝争いからも大きく後退した。
10勝目に王手をかけながら、2連敗と足踏みが続いていた栃ノ心。立ち合いで相手の勢いに押されながらも、土俵際で下手投げを打ち、軍配は栃ノ心に上がった。ところがこれに物言いがつき、6分余りの長い協議の結果、投げを打った栃ノ心の右のかかとが先に土俵の外に出たとして、行司差し違えで栃ノ心の負けとなった。
一方の朝乃山は2敗を死守し、優勝争いのトップの座を保った。