大相撲の元
特等床山、床寿の日向端隆寿(ひなはた・たかじゅ)さんが4月30日夜、肺炎のため都内の病院で亡くなっていたことが分かった。2日、関係者が明かした。75歳だった。床寿は
青森県南部町出身で、59年に
高砂部屋に入門。
高見山、
千代の富士、
小錦、曙、
朝青龍らそうそうたる面々の大銀杏(おおいちょう)を結い、高い技術に力士からの信頼も厚かった。08年11月に定年退職し、約50年、裏方として大相撲を支えたことが評価され、同年12月には
日本プロスポーツ大賞功労賞も受賞した。