世界卓球選手権・個人戦は28日、ハンガリー・ブダペストで女子ダブルス決勝が行われ、早田ひな(日本生命)/伊藤美誠(スターツSC)組は、中国の孫穎莎/王曼?組にゲームカウント2-4で敗北。金メダルを逃したが、日本ペア48年ぶりとなる銀メダルを獲得した。
伊藤は女子シングルス3回戦で孫穎莎に敗れており、リベンジを期す一戦。第1ゲームを11-8、第2ゲームを11-3と連取し、好調な立ち上がりとなる。しかし第3、第4ゲームを第1、第2ゲームと同じスコアで奪われタイにされると、デュースとなった第5ゲームを落とし後がなくなる。なんとか反撃したい早田/伊藤組だったが、勢いに乗った中国ペアを止めることができず、第6ゲームも奪われ試合終了。1991年大会から続いている中国の覇権を奪取することはできなかった。