スリランカで現地時間の21日午前9時ごろ、最大都市コロンボとその郊外にあるホテルと教会の合わせて6か所でほぼ同時に爆発があり、コロンボにある病院によりますと、これまでに25人が死亡、160人以上がけがをしたということです。
スリランカの警察によりますと、現地時間の21日午前9時ごろ(日本時間の21日午後0時半ごろ)、最大都市コロンボとその郊外にあるホテルと教会の合わせて6か所でほぼ同時に爆発がありました。
爆発があったのはコロンボにある「キングスベリー」「シナモン・グランド」「シャングリラ」の3つのホテルと、「セント・アントニー教会」、それにコロンボの郊外にある「ザイオン教会」と「セント・セバスチャン教会」の合わせて6か所です。
コロンボにある病院によりますと、これまでに25人が死亡、160人以上がけがをして手当てを受けているということです。
爆発があった教会3か所では、キリスト教徒たちがイースター=復活祭の祈りをささげている最中だったということです。
警察は、爆発の原因や複数の爆発の関連についても調べています。
屋根は吹き飛び 床にがれき
地元のテレビ局が伝えた爆発のあった教会とみられる建物の内部の映像によりますと、屋根は吹き飛び、床にがれきが散乱している様子がわかります。
礼拝用のいすもめちゃくちゃに壊れ、けがをした人たちもあちらこちらに横たわっています。
日本人の被害は確認中
外務省によりますと、コロンボにある日本大使館は日本人の被害の有無を確認しているということです。