フジ幹部 「ハズキルーペ」CM引き上げ認める「提供が終了したというのは事実」
フジテレビが29日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、一部週刊誌で報じられた「ハズキルーペ」がCMを引き上げるとしたトラブルについて言及した。
同社の松村一郎常務取締役は「正確には3月いっぱいで番組の提供が終了したというのは事実でございます」と提供終了については事実と認めた。
ただ詳細については「相手もあることですので、この場でも説明は適切ではないと考えております」と多くも語らなかった。今後について、スポットについても「出さないとは聞いておりません」とした。
提供終了の番組については現在、同社が3月まで提供する「バイキング」「とくダネ!」の2番組から提供の契約が終了するとし、「その辺の対応については、回答は控えさせていただく。放送基準はフジテレビとしては正しくしておりますし、適切な営業活動をしたと考えております」とした。
「その辺の対応についても、回答は控えさせていただい」としたうえで「CMの内容は放送基準を視聴者に配慮して、フジテレビとしては正しくしておりますし、スポンサーに対しても誠意をもってやらせていだいていますし、今回も適切な営業活動をしたと考えております」とした。
今回の報道では、同社のCMでの“女性がお尻で踏む演出”を巡りトラブルになったとされ、4月以降、お昼のバラエティー「バイキング」(月~金曜前11・55)からCMを引き上げるなどと報じられている。