なんか読みづらいですが、この九州の吹き戻しという演目は、円朝がかなり前に演じた古典落語なのだそうですが、かなり難しくさじを投げだすほどのものを、かなり前に談志が復活させ、このほどその弟子の談笑が演じるらしい。
どれぐらいさじを投げだすぐらいかというと、やればやるほどひねりをくわえないと単調になって間延びするらしい。
こういった資料はあっても埋もれた古典落語や大衆芸能は数多くありますね。
もう一つの原因は、演じる若い後継者もいない状態ですからね。
我が家の町にも、伝統の獅子舞があり、残すためにDVD保存したのですが、酔った中の人が、若い人妻を獅子舞の幕で巻き巻きしてエロ獅子舞になるところまで治まっていて、「へ?」と思ったものですが。
今やっている大相撲も、親方でさえ教えることのできない大技「居ぞり」「たすき反り」「しゅもくぞり」という100年に一度の大技はなかなか出ません。なぜか。
力士の体が大きくなりすぎて、技を掛けられないから。
いまなら、石浦か琴恵光、炎鵬かなぁ。
平成には平成の芸の歴史も、埋もれていくかなぁ。