NHKの報道番組「クローズアップ現代＋（プラス）」（月～木曜午後10時）について、同局が4月から週4日の放送を1日減らして3日とする案を検討していることが25日、分かった。関係者によると放送開始時間は変えず、火～木曜の放送とし、25分の枠を30分に拡大する予定という。
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同番組の平均視聴率はテーマによっては2桁だが、最近4週の平均視聴率は約5％。一方、民放は、テレビ朝日系「報道ステーション」など2桁の局が複数ある。NHKは「クロ現＋」の放送を1日減らした分、時間を拡大し、内容に厚みを持たせ、じっくり見てもらう形でより多くの視聴者の獲得を狙うようだ。
「クロ現」は93年にスタートし、国谷裕子さんがキャスターを務めて人気を得た長寿番組。00年に放送開始時間を高視聴率番組「ニュース7」後の午後7時30分に固定し、視聴率は10％を超えていたが、16年の国谷さんの降板後に、視聴率的に厳しくなる同10時開始に変更していた。
