テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、男子シングルス準々決勝が行われ、第8シードの錦織圭は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦したが1-6, 1-4の時点で途中棄権し、大会初のベスト4進出とはならなかった。
序盤からストローク戦で主導権を握られた錦織はゲームカウント0-3とリードを許す。その後も得意のドロップショットをネットにかけるなど精彩を欠き、第1セットを落とす。
その直後トレーナーから治療を受けたが、第2セットに入ってもミスを連発。そして、第5ゲームを終えた時点で途中棄権を申し入れ、日本男子で1932年の佐藤次郎以来87年ぶりの4強入りとはならなかった。
さらに天敵のジョコビッチに15連敗となった。
一方、勝利したジョコビッチは、準決勝で第28シードのL・プイユ(フランス)と対戦する。プイユは準々決勝で第16シードのM・ラオニッチ(カナダ)を下しての勝ち上がり。