テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、女子シングルス1回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが世界ランク80位のM・リネッタ(ポーランド)を6-4, 6-2のストレートで破り、4年連続の初戦突破を果たした。
昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で日本人初の四大大会優勝を成し遂げた大坂は、この日リネッタと激しい打ち合いの末に第3ゲームで先にブレークに成功。続く第4ゲームではブレークバックを許したが、第5ゲームで再びリネッタのサービスゲームを破ると主導権を握り、第1セットを先取。
第2セットに入っても大坂の勢いは衰えず、ドロップショットやリターンエースを決めるなどでリネッタを圧倒。第3ゲームでブレークするとリードを守り、わずか58分でストレート勝ちをおさめた。
2回戦では、世界ランク78位のT・ジダンセク(スロベニア)と対戦する。ジダンセクは1回戦でD・ガブリロワ(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。