オリンピックで3連覇するなど、日本のレスリングをけん引してきた吉田沙保里選手(36)が現役引退を表明しました。
レスリングの吉田沙保里選手は、8日午後3時50ごろ、ツイッターで「この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました。」と発信し、現役引退を表明しました。
吉田沙保里選手は、三重県津市の出身で2004年のアテネオリンピックから3連覇を果たすなど、日本のトップ選手としてレスリング界をけん引してきました。
世界大会で16連覇、個人戦で206連勝を記録し、2012年には国民栄誉賞も受賞しました。
銀メダルを獲得した2016年のリオオリンピック後には、選手として現役を続けながら日本代表のコーチに就任。タレント活動にも力を入れるなどレスリング以外でも活躍しています。
吉田選手は、1月10日に東京で記者会見する予定です。