TBS「下町ロケット」異例の越年放送 1・2正月SPドラマに 佃製作所の“その後”描く
俳優の阿部寛(54)が主演を務めるTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)が来年1月2日にスペシャルドラマとして放送されることが分かった。「新春ドラマ特別編『下町ロケット』」(後9・00~11・15)。10月クールの連続ドラマが年をまたぎ、正月ドラマになるのは極めて異例の試み。ファンにはビッグなお年玉になりそうだ。
来年1月2日にスペシャルドラマとして放送されることが決まった「下町ロケット」(第9話の1場面)(C)TBS
作家・池井戸潤氏のベストセラーシリーズが原作。経営難に追い込まれた下町(東京・大田区)の工場・佃製作所がその技術力により困難を打ち破る様を描き、列島に感動を巻き起こしたエンターテインメント巨編の3年ぶり続編。今回は宇宙から大地へ。農業を営む経理部長・殿村(立川談春)の実家のトラクターをヒントに、佃製作所は自転車・自動車・船舶・鉄道・エスカレーターなどに組み込まれている部品「トランスミッション(変速機)」と「無人トラクター」の開発に挑む。