津市内のガソリンスタンドが、誤ってガソリンを混ぜた灯油を100人近くに販売していたことが分かり、消防はストーブなどで使用した場合、火災につながる可能性が高いとして、購入した人に対し使用しないよう呼びかけています。
ガソリンが混ざった灯油を販売したのは、津市幸町のガソリンスタンド「岡金ニュー津SS」です。
津市消防本部によりますと、このスタンドでは7日、店の灯油のタンクに誤ってガソリンを入れてから、9日になって灯油の色がおかしいことに気づくまで、少なくとも100人近くに合わせておよそ2000リットルを販売したとみられるということです。
津市消防本部によりますと、ガソリンは揮発性が高いため、灯油と混ざったものをストーブなどで使った場合には、火災につながる可能性もあるということですが、今のところ火災などは報告されていないということです。
津市消防本部では、この期間に「岡金ニュー津SS」で灯油を購入した人は使用せず、すでにストーブのタンクに入れてしまった場合は、ストーブごとスタンドに持参するよう呼びかけています。