ユネスコの無形文化遺産の会議で、日本が提案した審議が持ち越しになり、「男鹿のナマハゲ」の地元、秋田県男鹿市の人たちからは29日の登録に期待する声が聞かれました。
男鹿市役所では地元の人たちおよそ100人が臨時に設置された大型モニターで会議の様子を見守りました。
そして午後10時半すぎ、日本が提案した審議が29日に持ち越しになったと市の担当者が説明すると、残念そうに引き上げていきました。
登録を祝うため会場に来ていたナマハゲは「あしたまで待てない」と言って会場をあとにしていました。
会場で見守っていた68歳の男性は「あすは登録されると思うので、世界のナマハゲになるのを楽しみにしています」と話していました。