電力大手全10社が、11月の家庭向け電気料金を10月よりも値上げする見通しであることが19日、分かった。液化天然ガス(LNG)など火力発電に使う燃料の価格が軒並み上昇したため。全10社が値上げするのは4カ月連続となる。主要都市ガス4社も値上げする。
標準的な家庭の電気料金の上げ幅は月額で、沖縄電力の73円程度が最大。東京電力が65円、中部電力が54円、東北電力と中国電力がともに52円と続いた。北海道電力は48円、四国電力は39円、九州電力は37円。関西電力は34円、北陸電力は31円となる見込み。