【ニューヨーク時事】全米オープンの主催者は9日、前日行われた女子シングルス決勝で主審に暴言を吐くなどして3度の規則違反を犯したセリーナ・ウィリアムズ(米国)に対して1万7000ドル(約189万円)の罰金を科した。
S・ウィリアムズは大坂なおみ(日清食品)との決勝の第2セットで、スタンドのコーチからの指導を受けたとして1度目の警告を受け、主審と口論。その後ラケットをコートにたたきつけて壊し、2度目の規則違反を宣告されて1ポイントを失うと「あなたは私からポイントを奪った泥棒。謝りなさい」などとまくし立てた。暴言により3度目の違反となり、さらに1ゲームのペナルティーを科された。