夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるま速報『関西空港』

関西空港に利用者約3000人残る 台風により連絡橋の再開めどたたず
関西空港 浸水で閉鎖 空港内の3000人移動できず孤立状態
2018年9月4日 20時38分

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台風21号の影響で、関西空港は滑走路などが浸水したため、午後3時から閉鎖されていて、陸側とつながる連絡橋も通れないことから空港内にいる3000人が孤立した状態になっています。

関西空港を運営する「関西エアポート」や国土交通省によりますと、関西空港では2つの滑走路のうち、陸側に近い「A滑走路」が台風21号の影響で浸水しました。

全長およそ3500メートルのA滑走路は、標準海面からの高さが5メートルで、滑走路に面した駐機場も全域が水没し、エンジン部分の一部が水に浸かっている旅客機も数機あるということです。

このほか複数の空港施設が浸水したことから、関西エアポートは午後3時に空港全体を閉鎖しました。

さらに、陸側とつながる関空連絡橋も通れなくなっていて、空港にいる人たちは外に移動することができず、孤立した状態になっています。

この連絡橋は強風のため午後1時20分から通行止めになっていましたが、同じころタンカーが衝突して船橋が橋にのめり込み、道路部分が壊れている様子も確認されています。

西日本高速道路によりますと、連絡橋の通行止め解除の見通しは立っていないということです。

また、ターミナルビルの隣にある複合商業施設は浸水していませんが、強風で割れたガラスで1人が軽いけがをしたということです。

一部では停電しているものの大きな混乱は起きていないということで、関西エアポートが体調が悪い人がいないか施設の中を確認しています。

関西エアポートによりますと、今回の浸水は空港の開業以来最も大きな被害だということで、詳しい被害状況の確認を進めています。

空港内には3000人
関西空港を運営する関西エアポートから国土交通省に入った連絡によりますと、空港の第1ターミナルビルと第2ターミナルビルには、合わせておよそ3000人の利用者がとどまっているということです。

現在、利用者は待合室などで待機していますが、関西空港の連絡橋は通行止めが解除されるめどは立っておらず、宿泊先の確保などを検討しているということです。
多くの場所で浸水 全体の被害状況は不明
大阪航空局によりますと、関西空港では滑走路のほか多くの場所が浸水していますが、全体の被害状況はわかっていないということです。

このうち、浸水したA滑走路に面したスポットからは複数のコンテナが流されてきているほか、航空貨物の仕分けを行っている「第一貨物代理店ビル」では強風で屋根が飛ばされたということです。

また、複合商業施設「エアロプラザ」や連絡橋の近くにある「展望ホール」の前も浸水しているということですが、これらの建物の中には水は入っていないということです。
ターミナルビル 停電でエアコン効かず
関西空港のターミナルビルは一部で停電となってエアコンが効かなくなっているほか、多くの旅行客が食料品を買い求めるためにコンビニエンスストアに詰めかけ、店の前にはおよそ50メートルほどの行列ができました。

また、携帯電話がつながりづらい状況も続いているということです。空港を運営する「関西エアポート」は、空港内にいる人の人数はまだ把握できていないということです。

関西エアポートでは関係機関などとともに、停電の復旧や通信の状況の改善を急ぎたいとしています。しかし、運用再開の見通しはたっておらず、旅行者などの宿泊先の確保などを検討しているということです。

香港からきた男性は「エアコンが効かないので暑いです」と話していました。一緒に来た女性は「すごい台風です。早く香港に帰りたい」と話していました。

浸水した貨物地区からターミナルビルに避難してきた従業員の男性によりますと、午後1時すぎから急激に雨と風が強まり、滑走路の側から建物の方に水が押し寄せてきたということです。

男性は「屋根の一部が壊れるような音も聞こえてきて、命の危険を感じたので避難してきた」と話していました。
航空評論家「事前の対策必要だった」
関西空港の浸水被害について、日本航空の元機長で危機管理に詳しい航空評論家小林宏之さんは「A滑走路はB滑走路に比べて海面からの高さが低いので、高潮への備えが大事だ。今回のような予報が出た場合は、滑走路が浸水しても、電波関係や灯火などの設備が水に浸からないよう土のうを積んだり、地上の車両を事前に避難させたりする対策が必要だった」と指摘しています。

また、今後の運航への影響について、「滑走路は水が引けば航空機の離着陸ができるが、地上で運航を支援する車両などがすぐには使えないので、便の数を減らなければならないのではないか」と話しています。

その上で、「羽田や中部など海上にある空港では浸水の被害が起きる恐れがあり、今回の被害を教訓にすべきだ」と話しています。