第100回全国高校野球選手権大会で21日の決勝進出を決めた金足農(秋田)は、この日に予定されていた2学期の始業式を23日に延期することを決めた。選手をはじめ、全校生徒約520人の半数以上が甲子園に応援に行っているためだ。
ネット上には、日本学生野球憲章が「野球部の活動は、部員の教育を受ける権利を妨げてはならず」と定めていることを理由に、始業式が優先されるとする意見が書き込まれ、議論になっていた。
学校が当初決めていた年間行事予定では、この日は始業式のほか「甲子園予選ほか報告会」となっていたが、予選どころか甲子園の決勝となった。