「競泳・パンパシフィック選手権」(11日、東京辰巳国際水泳場)
女子100メートルバタフライ決勝が行われ、池江璃花子が自身の持つ記録を0秒15更新する日本新56秒08をたたきだし、金メダルを獲得した。
4コースの池江は前半から先頭に出てターン。50メートルを世界記録を上回るタイムで折り返した。ゴールまで懸命に泳ぎ切り、好記録で優勝を果たした。
池江はレース後の場内インタビューで「金メダルをとることができてすごくうれしいです」と感無量の面持ちだった。「55秒台っていうのも目の前まで迫ってきているので、この後もすぐ試合は続くんですけど、55秒台を出せるようにしたいと思います」とさらなる高みを目指した。