NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会は9日、楽天のジャフェット・アマダー内野手(31)に対し、18年8月9日から19年2月8日まで、6か月の出場停止処分を科すと発表した。
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アマダーは6月13日の中日戦(楽天生命)において行われた競技会ドーピング検査の対象選手となり、尿検体が採取された。7月23日に分析機関より、クロルタリドンとフロセミドの検出報告があり、アマダーの検体であることを確認した。ともに利尿作用のある薬物という。
◆ジャフェット・アマダー(Japhet Amador)1987年1月19日、メキシコ生まれ。メジャー経験はないが、16年に楽天入り。プロ野球史上最高重量135キロのパワーで今季は62試合の出場で20本塁打とチーム内で最多アーチを誇っていた。193センチ135キロ。右投右打。年俸8000万円。
NPB過去のドーピング処分
▽ガトームソン投手(ソフトバンク) 07年8月10日、出場停止20日間、球団に制裁金750万円。使用していた発毛剤に禁止薬物「フィナステリド」が含有(当時)。
▽ゴンザレス内野手(巨人) 08年5月26日、通称「グリーニー」と呼ばれる興奮剤に特徴的なアンフェタミンなど3種類の薬物が検出され1年間の出場停止処分。巨人は契約解除した。
▽リオス投手(ヤクルト) 同6月28日、筋肉増強剤「ハイドロキシスタノゾロール」が検出され、1年間の出場停止処分。ヤクルトは同7月14日に契約を解除した。
▽井端弘和内野手(中日)11年9月1日 禁止物質のプレドニゾロン(抗アレルギー剤)などが検出されたため、ドーピング(薬物使用)違反でけん責処分を科したと発表した。慢性的な眼病治療のために服用していたもの。申請に不手際があった中日球団にも制裁金300万円が科せられた。07年の制度導入以来、違反者は4人目。日本人選手の違反は初めて。
4月 .187 4HR 9打点
5月 .176 1HR 3打点
6月 .364 4HR 13打点
7月 .304 11HR 17打点
急に打ち出したと思ったらまさかの(つд`)